タイトル:維持管理の考え方とガイドライン

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概要

全国住宅産業地域活性化協議会 維持管理の考え方とガイドライン

について、現況検査や設計図書により、実際の仕様を確認する。※事前に、築年代別の注意点の確認と住まい手への説明を行っておくと検査への協力を受けやすい。?検査手順建物外部から内部に検査を進める。外部(・基礎・外壁・屋根・バルコニー)?内部(・天井/小屋組/梁・内壁/柱・床・土台/床組・基礎(内部)・設備配管)?オプション検査(足場等を使う検査)?インスペクション既存住宅インスペクション・ガイドラインに基づく、劣化事象の検査項目の検査結果及び確認の方法と状況を記載※インスペクションに関連する瑕疵保険とフラット35の検査項目は「既存住宅現況検査技術者講習テキスト、一般社団法人住宅瑕疵担保責任保険協会、2013」を参考に作成第4章?写真撮影劣化事象等がある箇所、現況検査できなかった箇所について、その状態や状況が分かるように写真を撮影する。劣化がない場合は調査箇所を1箇所撮影。※各部位の検査終了後撮影する【注意点】本現況検査はインスペクションや瑕疵保険の検査に代わるものではない。なお瑕疵保険の検査は、請負契約後・着工前に申請した住宅について保険法人が着工後に実施し、フラット35の中古住宅の検査は、購入の際に、適合証明検査機関または適合証明技術者が実施する。【検査結果報告の際の注意点】住まい手に必ず以下の注意点を報告する1瑕疵の有無を判定するものではなく、瑕疵がないことを保証するものではない。2検査結果報告書の記載内容について、検査時点からの時間経過による変化がない事を保証するものではない。3建築基準関係法令等への適合性を判定するものではない。4依頼主の承諾なく、本報告書の複製や第三者が利用するための情報提供や公開はしない。122