タイトル:維持管理の考え方とガイドライン
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全国住宅産業地域活性化協議会 維持管理の考え方とガイドライン
第1章住まい手へのヒアリングとチェックシート住まい手に対して詳細のヒアリングを行う事は難しい。この為、日常住まい手が気になっている点や不満を感じている点のヒアリングを中心に行う事になる。ここで、ヒアリングした内容に関しては、必ず点検当日に事業者が確認して補修が必要かどうかの判断をして、住まい手に説明が必要となる。問題がない場合も、必ず問題がないことを告げる。●ヒアリングのポイント(例)1.住宅に関するヒアリング異音・異臭がないか?(トイレ、浴室、キッチンの異臭・異音)室内の寒暖の差はないか?(特に寒い部屋、暑い部屋はないか)ドア、窓の開け閉めに関する問題はないか?廊下、床の軋み、弛みはないか?雨漏りやシミが発生していないか?その他気になる点はないか?2.住設機器に関するヒアリングキッチンやUBでの扉・ドアの軋み、傾きはないかガス機器の異臭、異音、不具合はないか(危険な場合は直ぐに使用を止める)電気調理器、水洗機の異臭、異音、漏電ブレーカーの落ちはないか(同上)水漏れは起こっていないかその他気になる点はないかこの他にも確認点があれば事前にヒアリングをすることで、点検に準備が容易になる。また、前述した、一般財団法人住宅普及協会のホームページには住まい手が「自分でできる住まいのチェックシート」が掲載されている。必要に応じて、印刷して住まい手に渡すのも良いが住まい手が使用するには少々難しい部分もあるので注意が必要かと思える。掲載場所:https : //www.sumai-info.com/book_shop/follow_up 13.html18