タイトル:維持管理の考え方とガイドライン
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全国住宅産業地域活性化協議会 維持管理の考え方とガイドライン
温熱性能【温熱】?概要~1980年の省エネ基準施行まで北海道を除き、無断熱の可能性が高い。1960年以降~住宅用のグラスウール、押出法ポリスチレンフォームが製造され始める。住宅用のアルミサッシが製造され始める。?注意点1980年に旧省エネ基準が施行。無断熱の可能性が高い。1991年まで、旧公庫仕様に通気層の記載なし。(天井裏については、断熱材の施工が均一ではない場合が多いので注意する。1981年の新耐震以前の住宅は、耐震性も不十分な可能性が高いため、断熱改修と合わせて工事をすると効率がよい。)?検査のポイント□断熱材・気流止めの有無、仕様・平面図/矩計図/仕様書・小屋裏・床下から可能な範囲で現況調?改善方法□断熱材が無い、不十分な場合→断熱改修※外壁または内壁のリニューアルに合わせて計画する。※同時に気流止めや防湿層の設置を計画する。第3章1980年以前(一般的な在来木造住宅の断熱仕様[5・6(Ⅳ)地域])天井:グラスウール10Kt=25外壁:グラスウール10Kt=50床:なし開口部:アルミサッシ、単板ガラス[出典]既存住宅の省エネ改修ガイドライン、典型的な在来木造住宅モデルの仕様(Ⅳ地域)n=65(p14)、財団法人建築環境・省エネルギー機構※全ての住宅で全体改修を行うことは困難であるため、参考として、改修規模のケースごとの特徴を次頁に挙げる。45