タイトル:維持管理の考え方とガイドライン
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全国住宅産業地域活性化協議会 維持管理の考え方とガイドライン
温熱性能【断熱】?概要ほぼ断熱施工されているといえるが、断熱性能の水準は、住宅ごとに異なっていると考えられる。日本サッシ協会の調査では、2000年代の1~3地域の窓はほぼ100%が窓断熱化(ア第3章2000年~ルミ以外のサッシ、二重窓の採用)となっている。4地域は50%、5・6地域以南は30%の窓断熱化である。?注意点新築住宅の次世代省エネ基準の適合率は2000年は3%、2011年は50~60%。フラット35の融資要件は旧省エネ基準相当の断熱性能。(断熱材や防湿層、気流止めが適切に施工されていない場合、開放型暖房機器の使用や換気不足により結露が発生しやすくなっている可能性がある。天井裏については、断熱材の施工が均一ではない場合が多いので注意が必要)(例)○木材の乾燥収縮による隙間の発生、間仕切り上部の気流止めがない○天井の防湿層が連続していない○下屋の取り合いの断熱欠損○押し入れの上部や下部の断熱欠損?検査のポイント□断熱材・気流止めの有無、仕様・平面図/矩計図/仕様書・小屋裏・床下から可能な範囲で現況調査?改善方法□断熱材が無い、不十分な場合→断熱改修※外壁または内壁のリニューアルに合わせて計画する。※同時に気流止めや防湿層の設置を計画する。※床下では、あと施工の設備配管等により断熱材の剥がれなどが見られる場合があるので補修する。(一般的な在来木造住宅の断熱仕様[5・6(Ⅳ)地域])天井:グラスウール16Kt=160外壁:グラスウール16Kt=100床:押出法ポリスチレンフォーム3種Bt=45開口部:アルミサッシ、複層ガラス[出典]既存住宅の省エネ改修ガイドライン、典型的な在来木造住宅モデルの仕様(Ⅳ地域)n=65(p14)、財団法人建築環境・省エネルギー機構72